2005年世界選手権が終わった。チームでなく国家の代表として参加するこの大会は、ロードレーサーにとってはツール・ド・フランスよりも大事な大会だ。チャンピオンはアルカンシェルというレインボージャージを一年間着用して走ることを許され、真の男として崇められる。
今年、世界で一番早い男はトム・ボーネンに決定!笑顔が人なつっこいベルギーのスプリンターだ。テキストライブでは名前が出ないほど息を潜めて良い位置に着けていたようだ。ゴールシーンはド迫力〜!昨年の王者ベッティーニと最多勝ペタッキを擁するイタリア勢は、まさかの表彰外。世界最強の発射台も、スペイン勢の強烈な引き回しとこの急坂と急コーナーで大ブレーキ。マキュアンもスプリントに絡めず沈没。ライブで見た人にとっては面白い展開だったようだ。
いつもDNF(Did Not Finish)の日本勢も福島晋一選手と飯島誠選手が完走したのはいいニュース。本人はチャンスを逃したって落ち込んでいるが、日本人の完走は久しぶりだそうだ。T.T.で参加した別府史之選手は29位!ポポヴィッチやフランスTTチャンプのシャバネルより早い!なんだよ平均時速47km/h近くって...坂もあるんだぞ、平坦だけじゃ無いんだぞ。
一時間たった一人で踏みまくるってのは強靱で燃焼効率のいい体とトータルでスピードを維持するタフで冷静な頭が必要だ。このまえ船橋から蘇我まで全力で走ってみたけど、俺は平坦の1時間なら平均時速40km/hがせいぜいかなあ。
そういえば自分の最高速度は78km/h。もちろんながーーーい下りでの記録だ。ギアがトップ12Tだったので脚が回りきってしまって、おまけにホイールがぐわんぐわん波打ちだしたのでやめた。無風の平地なら56km/hってのが最高。酸素不足と大量の乳酸で失神しそうになった。ちなみに世界の選手は下りで100km/hオーバー、平地でも70km/hを軽く突破するらしい。ケイデンスもすごい人は200近くまで回るそうだ。俺なんか140位で腰が浮いちゃうよ。
いやあ、世界はいつも地平線の彼方に広がっているものだなあ。