
植物の生育には、日照や栄養素、降雨量などだけでなく、土壌のpH値も大きく関わってくるらしい。そこで家庭菜園をpH測定紙で測定してみることにしました。興味半分だったけど、驚きの結果が!
大抵の本を読むと「日本の土壌は酸性だから、とにかく中和、中和、中和あるのみ。すべからくアルカリである石灰を撒け」と書いてある。だから僕もこれまで適当にバフンボフン撒いていました。しかしきちんと測ってもないのに、誰かが酸性だっていうからってウチも酸性って決めつけちゃうのも実にアレです。安易です。
pH試験紙による家庭菜園の土壌pH値測定覚え書き
土を採取して水溶液に
植え付ける畑の土を掘り返し、コップなどの容器に入れます。こむぎちゃんがお手伝い。いつも「お料理」と称して、植木鉢とかじょうろとかの、容器という容器に、ドロがたっぷりとに盛りつけられていますからね。なので彼女に「キミ、こことここをひとつずつ、頼むよ」と注文したらば、喜んでサーブしてくれました。 植物の根っこは表面でなく地中に張るので、10センチほど掘った場所を狙います。広範囲の数カ所から採取すれば、全体のおおよその平均値が出るはず。 それからコップに水を入れてどろどろにします。畑水溶液。水を入れすぎると薄まっちゃうので、ひたひたくらいにしました。固まった粒子をよーく潰して混ぜ、ちょっと置いて上澄みを作ります。pH試験は迅速に
僕が買ったpH試験紙は、はじめオレンジ色をしていました。これがイエロー寄りになれば酸性、グリーン寄りになればアルカリ性です。変化はすぐに起こりますので、ケースの外箱に印刷されたカラーチャートと照らし合わせてpH値を判定します。中間的な色は、真ん中をとって0.5と考えました。 これをお好みの長さに切り、作った畑水溶液を浸します。切り取る長さは1センチもあれば十分。端っこをちょっと水溶液に浸けるだけで、用紙にじわりと広がっていきます。ピンセットかお箸でつまんでやらないと、自分の指を測ってしまいますよ。洗濯ばさみもお薦めです。
ぴと。じわ〜ん。おおおみるみるうちに色が変わっていく...あれれれれ!オレンジがグリーンに変わってきたぞ...!。
pH試験の結果
- メインの畑
- pH=8
- 裏の花壇
- pH=6.5
- ガジュマルの植木鉢
- pH=7
- 管理人のおでこ
- pH=6.5
驚いたことに、畑のpH値はアルカリ性でした。測ってみるもんです。ほとんどの野菜はpH=5〜7くらいの弱酸性を好むらしいので、これでは石灰の撒きすぎでしょうか。雨で酸化していくのを待つことにします。
いいかんじ。調整無しで植え付け出来そうです。
だいぶアルカリに偏っています。ガジュマルの原産の熱帯は雨も多いし、もっと酸性がいいかも。
うるおっているようです。
考察
メインの畑はちょっとアルカリ過ぎました。やっぱり石灰の撒きすぎは良いこと無い。土も硬くなっちゃうし。ひとまず薬品で中和するのも家庭菜園的にアレなので、雨でゆっくりと酸化されていくのを期待することにしました。今後は勉強のためにも、カップで計量して撒いて見たいと思います。 キュウリ、ミニトマト、バジルなどの新人野菜社員たちは順調に成長中で、ゴールデンウィークくらいには植え付けができそうかな。
pH値とは
pH値はドイツ語読みでペーハー値、または英語読みでピーエッチ値、Hは大文字です。もとはラテン語のpounds Hydrogeniiで、poundsは重量、Hydrogeniiは水素の意味です。ですのでpHは水素イオン指数とも言います。
中性はpH=7、pH<7 の場合を酸性、pH>7 の場合を塩基性(アルカリ性)といいます。
なめてみると酸性は酸っぱくて、アルカリ性は苦い。アルカリ性は指で触るとぬるぬるして石鹸に似た感触があります。

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