ついに階段が付きました。このキュートな脚のデザインは、佐藤氏が自宅で使っている古いちゃぶ台からイメージをふくらませたそうです。ふつう階段下収納は「おまけ」的空間ですが、見事に階段自体を「家具」へと昇華させてくれました。理想を形にする大工Sさんの腕に依るところも大きいですね。この階段を見たこむぎちゃんは、登ったり降りたり、隙間からのぞき込んだりして大喜び。
階段下の有効利用といえば、古くは箱階段があります。箱階段とは、階段の形をした箪笥のこと。狭い空間を有効利用し、同時に調度品としても恥ずかしくない。僕の実家がある川越には蔵造りが多く、友達の家に遊びに行くと壁際に置いてあって実際に使っていたりしました。
ちゃぶ台階段は、見ての通り視界を遮らないという、箱階段にはない特長も備えています。リビングの真ん中にあるものだから、威圧感を押さえた見た目も大事。奥で寝っ転がっていても向こうの庭が見えるのはいいですね。作業中も、ついぽいぽい物を置いてしまうんですよ。PCのデスクトップのような使い勝手です。この階段、製品名は考えてるの?
子育て中は夜中に起きることが多いので、階段のフットライトは重要。スイッチ類をまとめた箱の中身は、人の重さを支えるために太い構造材が入っています。大工さんはライトの配線に苦労していたようです。すごいな大工さん、なんでも作れるんだぜ!
さて、階段には手摺りが無くてはいけません。ただいま鋭意設計中の手摺りは、これも佐藤氏デザインの逸品、の予定。鉄工所にて制作したのち、やってきます。楽しみです。

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