肺の中まで染めて朝焼け

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夜明け前に前後ライトを点けて朝練に出た。5:00起き、5:45出発。寒くはあるけどまだ死ぬほどではない。ウィンドブレーカー、薄手の指ありグローブ、バンダナで何とかいける。冷たく眠りにつく街を走り抜け、夜空が明るんでくる方へと進むと、人工的な幕張の光が段々近づいてくる。

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ここ数ヶ月午前様が連続し、夜にローラーを漕ぐ時間も無かった。乗らないと体脂肪が増えるし、自転車中枢も劣化する。モチベーションも下がる。ベイビーを起こさぬように目覚ましを使ってないのもあるな。毎年楽しみにしていたサイクルショーもサイクルモードも行けなかったのはつらかった。
復活しなくてはいけない!久しぶりなので引き脚がうまく出来なくて脚が全然回らない。今日はギアを軽くして、とにかく回転をあげるのが課題だ。

ちょうど夜明け前に稲毛海岸に着いた。遠く富津の光が見えた。もうすこし待てば朝焼けに染まる富士山も見えるだろう。仕事前に呆然と夜明けを待つ配送のトラック、愛車と共にクリスマスイブを迎えるのであろうドライバー。そして彼らの複雑な視線の先には、ラブホテル帰りらしきオープンカーのカップル。大丈夫、朝焼けは孤独な早起きさんにもなんとなくその場にいる理由を付けてくれる。
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久しぶりに砂利道を走ってみた。7.8気圧のタイヤがパァンと石をはねとばす。森と川の空気はいい。霜柱も出ている。鳥の姿がめっきり減ったが、かわりにおばちゃん達がにぎやかに朝のお散歩中。おはようございます、おはようございます、ちょっと右を通りますよ...。
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橋でやっと太陽が見えてきた。冬の風にさらされていた頬に日光が温かい。
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肺の中まで朝焼けに染まりそうだ。川面には冷たい空気が流れ込み、その上には陸の温かい空気が乗り上げる。その間の高度10mほどに雲が絹の布地のように薄く広がっている。はるか数キロ先で燃やしている野焼きの煙がここまでたなびいているのだ。スキー場のゴンドラで雲海の中をつき進んでいくように、薄い雲が近づいては後ろに飛び去る。点滅していたライトを消した。
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印旛沼付近に来ると、大気がゆっくりと目覚めてくる。ほぼ無風状態の中、ケイデンス100回転を保って必死で走る。デジタルメーターの数値は不確かに揺れ動く。105、100、102、98、96、98...大腿四頭筋(太ももの前)がきつい。下り坂でも140回転が良いところだ。筋肉も耐乳酸性を失っているので、一度もがくとなかなか回復してこない。走りがつらいと情けなさが募る。怠惰のツケです。
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10時前帰宅、90km。復活の練習としては全然足りなくて、もう少し長い時間乗りたかったが、帰ってこむぎちゃんに朝ご飯をあげるという重大な使命があった。ふがしは平日の間、一人で家事すべてを背負っている。土日までも一人にしてはよろしくない。でも帰ってみるとすでに朝食が始まっており、自分は実家に送るこむぎちゃん成長アルバム用の写真をプリントアウトする使命を与えられた。それが済むとお昼を食べて、今夜のパーティーに備えて三人で買い出しに出かけた。

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このページは、mimitubが2006年12月25日 09:36に書いたブログ記事です。

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