ツアーオブジャパン東京ステージ:日本勢やるじゃんか

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ツアーオブジャパン東京ステージを自転車で見に行った。国内勢が果敢にアタックを繰り返し、大井埠頭に詰めかけた観客を大いに沸かせた。

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観客はスタートの日比谷から無料バスで移動してきてゴール地点に集まってくる

日比谷スタートの大井埠頭での周回コースなので、観戦ポイントを自転車で行ったり来たりして声をからして応援。前半は各ポイントを回って、後半残り数周でゴール前に移動する。レースはずっと首位カルデナスを擁したバルロワールドが、集団スプリントに持ち込むべくコントロールしていたが、何度も何度も繰り返されるアタックに消耗させられていくのが分かる。他のチームは逃げを決めてしまえば総合のチャンスもある!

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右は福島晋一選手。やっぱ本物はレーススピードが違う
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先頭集団を単独で追う中川選手。プロトンを引くのはバルロワールド

アンカー勢の動きが面白い。歯を食いしばって逃げ集団を引く田代選手がいるのに、福島兄弟や清水都貴選手が何度もアタックする。普通チームの誰かが逃げに入っていれば、それをアシストする為に後ろの選手は集団に蓋をして牽制するんだけど、逆に先頭に立って逃げを追いかけている。セオリーを無視した作戦に、海外選手も肩をすくめて理解できないよ…といった感じだ。監督の浅田さんは、一人でも多くのファンを獲得することが重要だと考えていて、アンカー選手の活躍を日本人にアピールしたいんだろうか。田代選手は逃げの選手を疲労させる為の尖兵で、やはり福島兄弟が本命なのか。守りに入ってもレースはつまらなくなってしまうし、第一自力の差が明白である今大会では田代選手が先頭集団に居続けるのは難しい。これは普通のチームにはできないレースだ。

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兄弟アタックの後、飛び出す清水都貴選手。後ろで何か話している三船・飯島選手

初参加のナカガワレーシングのバイクはクロモリみたいだ!街では浮いて見えるピンクのチームカラーも、レースでは映える。さすが関西オーダーフレームの老舗ナカガワ、やっぱクロモリはすげえ細くてかっこいい。東京のなるしまフレンドは勝負に絡めていないが、中盤で良い位置に着けている。普段お店で気さくに整備とかしているあんちゃんが、世界と戦っているのは最高にかっこいい。

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故郷カザフスタンの国旗を振る! 選手も思わず手を振り返す

補給ポイントでは、カラになったボトルを投げて貰おうと待機したが、観客の争奪戦が激しくて結局失敗。コラじじい、お前その弛んだ腹で、ボトルなんて使うのか!気を取り直してゴール前の塀によじ登り、最後の瞬間に備える。観客も熱くなってきて、うおーっとすごい歓声だ。

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残り周回あとわずか! 一気にスピードをあげて駆け抜ける!

最後の直線、各チームがぶつかり合いながら列車を伸ばしてズイズイ加速、一丸となって膨れあがった集団がなだれ込んでく。ズバーンと音がして、誰かがアスファルトの餌食になり、看板に突っ込んだ。後続の選手が突っ込んでズバンズバンとバーストの音を響かせる。そしてリーダーチーム後退!総合では勝利確実なので、スプリントで落車リタイアするリスクを避けたのだ。日本勢にチャンス到来!と思ったら、それまでじっと息を潜めていたオーストラリア勢が強力なカタパルトとなってニコラス・サンダーソンを発射、見事な勝利を勝ち取った。

いやー日本勢は勝てなかったけど、いい展開を何度も見せてくれて面白かった。勝てば良いってもんじゃないよね。野球やサッカーもそうだけど、途中の展開が面白ければファンは喜ぶものだ。

終盤にトップ集団に追いついた三船選手も、実況を大いに湧かせた。途中吸収されながらも再充填、4位に飛び込んだパワフルな走りがシビれたね。

機材故障でスタートが5分も遅れた岡崎和也(チームNIPPO)選手もすごかった。交通規制が解除されてしまって赤信号に手間取りながらも必死の追走。果てしない一人TT状態だ。そして周回ごとに集団との差を詰めてついに追いつき、おまけに集団ゴール。「すげえなアイツ…!!」と観客から尊敬と熱い応援を一身に受けていた。


熱気が醒めやらぬまま埠頭を後にすると、集まっていた各々は帰る方面同士で自然につるんで隊列を組む。さっきのイメージがあるからガンガン踏んでスピードが上がり、最高に気持ちが良い。皇居へ寄ってから互いの名も知らぬロード乗り達に別れを告げて浅草へ向かった。

<このページは本体のページに編集し、動画も載せておきました。>
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このページは、mimitubが2005年5月22日 22:17に書いたブログ記事です。

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