ロードバイクインプレッション2005

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最新型バイク77台を一挙に載り比べて、ああだこうだと述べる人気の本。
エイ出版社、発売日は2004年12月25日。
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さすがに読み応えがある。
ピナレロ、コルナゴ、デローザ、ルック、ジャイアント、トレック、スコットなどメジャーどころはもちろん、
みどり製作所やなるしまオリジナル、タキザワオリジナル、深谷商店など国内のメーカーまで網羅されている。
ちなみにトップバッターは、国内フレームビルダーのアマンダ!ABC順だから。

いくつかはサイクルショーの会場で撮影されているが、殆どは試乗車を借りて甲府で乗り込んでいるらしい。
サイクルショーが11月半ばだったから、恐ろしいスケジュールだったのは伺える。
今中さんのインターマックスの日記にもその苦労が載っていた。
不公平のないよう、完成車のアッセンブルそのままと、同一のホイールに交換してと乗り比べている。
自転車の重量が実測なのはうれしい。
ピンが甘いのか解像度が低いのか、写真が良くないものがあるのはかわいそう。

3人のインプレはそれぞれ出身の違いが出ている。
選手あがりのメーカー社長、選手じゃないが自転車マニア、元実業団バリバリレーサー。
「スペックから想像される性能」と「実際の走行感覚」の違いを読みとるのだが、
この手の本によくあるようにコメントがビミョーにやんわりで参考にしにくい。
77台分×3ものバリエーションを考えろってのも酷か。
けなすこともできないし、似通って来るのは仕方がないか。
今は素材も機能も似ているバイクが殆どで、繊細なコメントが要求される。
「どれも良くて困った」とのコメントはもっともだ。
どうせならもっと主観的な意見を書いて欲しいところだ。
それと巻末の「トップ選手の自転車インプレ」や「芸術界のサイクリスト」は
大変面白かった。


こういったインプレ物は感覚的なものだから、意見の一つとしてとらえるべきだ。
サイズもバラバラ、ほんの数?qだけの試乗でどれくらいわかるのか?
同じ自転車でも、空気圧やサイズの違いだけで性能も変わってくる。
ハンドルの上げ下げだけでも全然違うものだ。
これを鵜呑みにするのは良くない、んだが…。
でもやっぱり一生懸命読んじゃうんだよね。たのし〜!
お金がらみのちょうちん記事ばっかりの、どっかの業界紙よりよっぽどマシ。
購入を考えている人にとっても、メーカーにとっても影響力のある本だ。
この本がバイブルになるって事はないけど、客と店舗とのつながりが薄くなっている昨今では
ネットと書籍の影響がとても大きいと思う。

もっとも殆どのサンデーレーサーにとっては、性能が高い自転車よりも
誰かに自慢できるポイントの多い、所有欲を満たす自転車の方が大事だったりする。
そう言った意味では、もっとブランドのウンチクだけに絞った本が出てもいい。
創立からの歴史や独自の発明、面白いエピソードなどをメインにして、自転車はおまけ。
それでブランド一つにつき一冊小冊子を出していき、数が増えたら一冊にまとめる。
クルマの雑誌ではよくある。

俺はまだ人と競争できる下地が出来ていないから、自転車の違いまではわからない。
乗れない奴が走りを語るのはちゃんちゃらおかしいと思う。
腹の出っ張ったオヤジから、コルナゴの踏み心地の良さを説明されたことがあるけど、
途中でムズムズしてきて耳を覆ってあーあーってやりたくなった。
飲み屋で釣った魚の自慢大会を聞く方がまだいい。
今は自転車談義より、もっと走って、もっと速くなりたい。
今年は何度かレースにでるぞ。

インプレ本を読んで走りたくなるのも変な話か?
結論。買って読むべき。

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このページは、mimitubが2005年1月27日 12:21に書いたブログ記事です。

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