2006年03月30日
「ホーキング、宇宙のすべてを語る」 スティーブン・ホーキング
カテゴリー 文化
ダヴィンチ・コードを読んだので、謎解きものを続けて読みたくなった。ふがしと本屋に行ってレジに持って行ったのはこの本!
A Briefer History of Time By Stephen Hawking, Leonard Mlodinow
邦題「ホーキング、宇宙のすべてを語る」
スティーブン・ホーキング、レナード・ムロディナウ共著、佐藤勝彦訳

おなじ謎解きならこっちのほうがダヴィンチ・コードよりすげえ。
なんと言っても宇宙の全てだかんね。
どっかの国の宗教争いの話なんぞよりはるかに壮大だ。
とりあえず通勤の長い時間を利用して読み始めるが…。
……!!??
うがが複雑!頭おかしくなりそう!これぞナゾ解き!面白い!!
とても優しく書いてあるから概念はわかりやすいんだけど、一つ一つの理論がなかなか頭の中で体系的に融合しない。三次元の世界で生きている我々は、四次元まではなんとか理解しても、それ以上の多次元なんてふつうの考えじゃ追いつかない。しかもその全てを紙上に書かれた二次元の文字で理解するんだから大変だ。もっと、もっと頭を柔らかく!既成概念を捨てろ!
なぜ光速に近づくと時がゆっくり進むのか?
ビッグバンとはなんなのか?
宇宙の全てを説明できる理論は存在するのか?
万有引力から始まって、相対性理論、量子力学、不確定性原理、ひも理論、反物質…。
ある天才的な学者の理論をやっとの事で理解しても、次の章では軽々とそれを否定する新たな天才が登場する。こ、こいつらすげえよ…!叡智のドアを次々と開いてゆくようだ。知的興奮が胸をときめかす。
いいのか悪いのかとにかく平易に書いてある。数式すら一切省略してある。登場するのは例の有名な「E=mc2」ただ一つだけだ。おかげで文字を一字一字慎重に何度も読まないと頭に入ってこない。自分は読書スピードが速い方だけど、たかだか250pくらいの本が1週間経っても読み終わらないんだよ(ダヴィンチ・コードは800pあったけどゆっくり読んで4日しかかからなかった)。
でも邦訳した人はあまり上手な物書きではないみたいで、言い回しが日本語になっていない箇所がちらほら。これも原文を読みたいなあ。かなりのチャレンジになるだろうな。
遠い家路の電車はいつもガラガラで、満天の星空の下をガタゴトと走る。シートは暖かく、車内は読書するにはもってこいだ。僕は誰にも邪魔されずに文字を追い、考え、何度も何度も同じところを読み返し、数十ページ前に戻ったりする。難しい箇所は小さな声で音読する。完全に理解できるまでページをめくらない。このすばらしい宇宙旅行を急ぐ理由は何もないのだ。
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コメント(2) to “「ホーキング、宇宙のすべてを語る」 スティーブン・ホーキング”
ホーキング、頑張って読んでくれ。
でも???ばかりならカールセーガンの著作なら、
わかりやすいよ。
「惑星へ」「コンタクト」あたりが有名だな〜。
でも僕は、相対性理論のアマチュア本を読んで、
インターネットの光通信がどんなにすごいことか、
感覚的に知ったです。口ではうまく説明できないけれど。
読書百編意自ずから通ずの精神でガンバレ。
ご声援ありがとうございます!
なんとかこの本は読破しましたが
理解不十分なため現在2周回目に突入です。
だんだん見えてきましたよ宇宙の真理がぁ〜!
2時間の通勤時間があっという間っていうのも
すごい現象だと思います。
カールセーガン氏の本も読みたいリストに入れときます。
ちゃんと理解してから読めばきっとおもしろさ倍増でしょう。
でもこの後はホーキング氏の著作を
もうちょっと読んでみたいと思っています。
深く考える事って楽しいですね。